2018-02-01T13:26:05Z 魚の活性をより正確に調べる方法【ルアー開発者監修】
最新ルアー学

魚の活性をより正確に調べる方法【ルアー開発者監修】

最新の科学知識を基にルアーフィッシングの様々な疑問や謎の解明に挑む「最新ルアー学」第48回。今回のテーマは「魚の活性をより正確に調べる方法」

活性の調べ方やその正しさに自信はおありですか?

 

”ファーストリトリーブやジャーキングで手返しよく魚の活性を探る”。実によく耳にする言葉ですが、これってよく考えるとおかしいのです。

それらのテクニックは、ルアーが高速で広範囲を移動します。そういったルアーの動きは、リアクションバイトを発生させる確率が高い。リアクションバイトは、魚の活性が高い低いに関係なく、魚が反射的にルアーを食べてしまう"反射食い"の事。

つまりジャーキングやファーストリトリーブは、"魚の活性の度合いに関係なく釣れてしまう可能性が高いテクニック"という事になります。そんなテクニックを使っては、釣った魚が高活性がゆえに釣れたのか、リアクションで釣れたのか、知ることが難しいですよね?

ようするに、その探り方では魚の活性を正しく調べられている事にはならないという事なのです。

では、どうすればより正しく魚の活性を調べられるかと言うと、活性がある程度高い魚しか食いつきにくいテクニックを使う事がより好ましいでしょう。例えばミディアムリトリーブや、ミディアムリトリーブ程度のスピードを保ったごく細かい連続ショートトゥウィッチなどが理想的と言えます。

ミディアムリトリーブであれば活性の低い魚は追いません。例え追ってきても追いきれない可能性が高いです。

ミディアムリトリーブ程度のスピードを保った細かい連続ショートトゥウィッチも同様。魚の狩猟本能を激しく刺激しますが、それ以外の要素をあまり持ちません。狩猟本能を刺激されて追ってくる程の元気がある魚以外を除外しやすいという事です。

どちらも動きとして速過ぎないため、リアクションバイトが起こる確率も抑えられるため、魚の活性をより正確に調べられると言えるでしょう。

リアクションバイトを誘発する要素が強いルアーやテクニックは、魚の活性を調べるには不向きという事がお分かり頂けたでしょうか。魚の活性の調べ方は、深く考える人が意外と少ないため盲点だったりします。活性を探るのであれば、できるだけリアクション要素が少なく、活性の高い魚のみが食いついてくるようなテクニックやルアーを使いましょう。