2018-02-01T13:38:47Z バスフィールド壊滅 釣り人が今改めて学ぶべきこと
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バスフィールド壊滅 釣り人が今改めて学ぶべきこと

私が育った地元、大阪府三島郡のフィールドでバスの個体数調査を行なったところ、非常に残念な結果が明らかになりました。

 

このエリアには4つの野池と、関西屈指のビッグフィールドである淀川、その支流である桂川が存在し、昔はどの釣り場も多くの釣り人で賑わっていました。

しかし、近年では釣り人のマナー違反などで釣り場の封鎖が相次ぎ、最も大きな釣り場である淀川と桂川の同エリア内でも、2003年頃からバスの個体数が急激に減少。

その後、追い打ちをかけるように淀川流域でカワウが大発生。河川のみではなく、野池のあらゆる魚種をも捕食し続け、このエリア内の淀川と桂川では数年前からバスの釣果はおろか、目撃例すら激減していました。

そして、同エリア内の最後の望みとも思われた一つの野池でも、本日の調査で確認できた個体数は、わずか数匹。ほぼ絶滅状態にある事が判明しました。

これで、この地に住む子供たちが地元でバスフィッシングを楽しめる未来は、現時点では無くなってしまったと言えます。

自分は子供の頃に、この町でバスフィッシングを覚え、この町のバスたちと共に成長してきました。

一人でも多くの子供に釣りで楽しい思いをしてもらおうと、この町の釣り場で出会った子供たちにも釣りを教えてきました。

名前も知らぬ子供にタックルを一式あげた事もありました。釣り場で出会う子供たちの笑顔や喜ぶ声に大変救われたものです。

しかし、この町であの笑顔に出会う事は、現時点ではもう無くなってしまいました。

今、この日本では、私の町のような状況を迎えてしまった場所がどれほどあるのでしょう。日本のバスフィッシングは、どこへ向かっているのでしょうか。

業界の悪化・衰退。フィールドの減少。バス個体数の激減。日本のバスフィッシングは、確実に縮小していっています。

今ある釣り場をもっと大切にしましょう。釣り場を守ることは、魚も、釣りも、業界も、全てを守る事につながります。

だからこそ、魚と自然に対する感謝を忘れず、もっともっと今ある釣り場を大切にしましょう。

フィールドがあり、魚がいるからこそ、私たちのバスフィッシングがある。フィールドを守る事こそがバスフィッシングの未来を守る事につながるのです。

全国の釣り人の皆さん。皆さんが通う釣り場を同じ状況にはしないで下さい。二の舞にはならないで下さい。

釣り場を大切に。バスたちと、バスフィッシングと、子供たちがバスフィッシングを楽しめる未来を、可能な限り守ってあげてください。

お願い致します。