2018-02-21T00:47:54Z 釣り用偏光サングラスの選び方|安くて良いモノを確実に選ぶ方法
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釣り用偏光サングラスの選び方|安くて良いモノを確実に選ぶ方法

日に日に日差しが強くなる今日この頃。今年こそ偏光サングラスを購入しようと思っている人もいるはず。

でも偏光サングラス選びは失敗も多いのが現実。しかも良いモノはやはり高いイメージが....。安くて良い偏光サングラスがあればいいのに。そう思った事はないですか?

そこで今回は、釣り用に偏光サングラスを購入するにあたって、できるだけ安く、なおかつ自分に合った良いモノを確実に選ぶための方法をお教えしましょう。

 

まず、本題に移る前に、安い偏光サングラスに対する偏見を捨てさっておきましょう。安い商品と高級品で性能差はあるのか、某国内最大手メガネ販売会社の専門家に聞いてみました。

「コーティングや材質などの違いはありますが、同じ偏光度であれば偏光性能に差はありません」 - 専門家談

つまり、コーティングの質や材質などによって、キズのつきやすさや重さなどに違いはあれど、偏光度の数値が同じであれば、安い商品であっても高級品であっても、反射光などを抑える性能=”水中の見えやすさ”といった偏光サングラスに求められる本質的な性能に違いはないという事。

(※偏光度とは、反射光やギラつきなどの雑光をカットする割合。数値が高いほど高性能。多くの場合、商品タグに「偏光99.0%カット」「偏光度99.0%」などと明記されている。)

高級品だからといって水中がより一層見えるわけではないという事です。それでは、安い商品でも偏光性能に差はないという事が分かったところで、本題に移りましょう。

購入のターゲットとなるのは、釣具店などにある格安偏光サングラスコーナー。1000円~4000円ほどの偏光サングラスがかけられているスタンドコーナーなどの事です。後述する方法を使って、この中から自分に合った特に良い偏光サングラスを見つけ出します。

「良い偏光サングラスを見つけるって、安い商品であっても性能は変わらないんじゃないの?」と思われる方もいるかと思いますが、偏光性能に差はなくても、個人によってレンズの色やコーティングなどによって、見え方や目の疲れ具合に差が出てくるんです。それを次の方法を使って見極めます。

方法はとても簡単。ショップへ行く際に、適当な透明ペットボトルを用意し、その中に半分ほど水を入れて持っていきましょう。

店内の偏光サングラスのコーナーに着いたら、上記画像のように手の上でペットボトルを横にして、ショップの照明がペットボトル内の水面に映りこみ、照明の光が反射するようにします。ちょうどペットボトルの水面を釣り場の水面に見立てる感じです。

あとは、気になる偏光グラスを試着し、そのペットボトルの水面を見て、反射光の軽減具合や、目に負担がかかっている感じがしないかなど、自分のフィーリング等からお望みのものを選べばいいだけ。

こだわるならば更にもう一本ペットボトルを用意し、事前にホームグラウンドの水を汲んでくると、より自分の釣りにあった偏光グラスを選べるかもしれません。

蛍光灯などの光は太陽光と比べると大変弱いため、反射光の軽減具合などが多少判りづらい場合があります。ペットボトルを様々な方向に向け、異なる光の反射具合で注意深く『違い』を観察しましょう。

また、反射光とはいえ、蛍光灯の光をあまり凝視し続けるのは目に悪いので、その点も気をつけましょう。

太陽光と蛍光灯の光は強さなどが異なる上、環境も違うので、この方法でもフィールド上での実際の使用感と100%同じ状態で試せているとは言えません。しかし、この方法でも、個々の偏光グラスの違いが驚く程よく判るのも事実です。

また、偏光サングラスを選ぶ際は、以下の事に気をつけて、総合的に自分に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。

  • 反射光などの軽減具合
    よく軽減されるものほど水面のギラつきが抑えられて水面下がよく見えます。
  • レンズの素材や色、コーティングなどの違いによる目の負担具合
    これが合っていないと長時間かけられません。かけていてチカチカする感じがするものや、目に負担を感じるもの等はやめておきましょう。
  • レンズカラーによる効果の違い
    一般的に茶色のレンズが天候やフィールドを問わず万能と言われていますが、茶系レンズが目に合わない人もいます。そういった場合は無理をせず、別のレンズカラーを選びましょう。
  • フレームによる負担具合
    自分に合っていないものを選ぶと、耳周りなどが痛くなったり、長時間かけていると頭痛を起こす場合があるので、フレームの当たるところなどに少しでも圧迫感があるものは避けましょう。
  • レンズの大きさやフレーム形状による光の侵入具合
    レンズが小さかったり、フレームが顔から離れすぎていると、サングラスと顔の隙間から光が入り込んできて、サングラスの内側で反射が起こり、視認性が悪くなります。サングラスをかけた時の見た目などが許せる限り、左右や後方から光が侵入しづらい製品を選びましょう。
  • 可視光透過率やUVカット率
    可視光透過率が低すぎると、太陽光が少なくなり始める時間帯において物が見づらくなります。低くても可視光透過率が20%前後の製品を選びましょう。また、紫外線から目を守るために、UVカット率は高いものを選んでおきましょう。

実際に前述した方法で比べてみると、偏光性能に関しては、本当に値段とあまり関係ない事が分かります。もちろん高級品になれば、コーティングの質やレンズの重さ・強度、フレームの材質など、いろいろなオプションが異なってくる事は確か。

しかし、意外と紛失や破損も多い偏光サングラスというアイテムに、それら残りの性能面をどこまで求めるかは個人の自由でもあります。

ぜひ皆さんもこの方法を試して、より安く、より確実に、自分に合った良い偏光グラスを見つけてみてください。