2018-02-01T14:00:08Z バス釣りのゲーム名作ベスト3
最新ルアー学

バス釣りのゲーム名作ベスト3

バス釣りをシュミレートしたゲーム作品は非常にたくさんある。特に史上最大規模のバス釣りブームが起きた1990年代後半から2000年代初頭までは、バスフィッシングを題材としたゲームが多くリリースされた。

本稿では、釣り歴20年以上の釣りバカでありながらヘビーゲーマーでもある筆者が、実際にプレイしてきた数あるバス釣りを体験できるゲームの中から、釣り人にもオススメできる名作ゲームを紹介しよう。

 

川のぬし釣り2
川のぬし釣り2

川のぬし釣り2は、1995年にパック・イン・ビデオからスーパーファミコン用ソフトとして発売された、RPGタイプの釣りゲームだ。プレイヤーは、プレイ開始とともに4人のキャラクターの中から一人選び、キャラクターごとに設定された「ぬし」を釣り上げる旅に出る事となる。

探索して釣り歩く楽しさを再現

本作最大の魅力は、ドットで描かれた自然の中を自由に歩き回り、気ままに探索と釣りが出来る点だ。SFC独特の音源で奏でられる柔らかく優しい音楽も手伝って、実際の釣りのような、非常にのんびりとした探検ありきの釣り歩きを体験できる。

また本作は、本格的な釣り歩きを再現しているものの、釣りパート自体は誰でも楽しめるようなお手軽な難易度となっているため、ライトな釣りゲーを探している人にもおすすめだ。

ぬし釣りシリーズの傑作

本作には数十種類の魚種が登場し、もちろんバスも釣る事ができる。バスフィッシングをメインとしたゲームではないものの、様々な機種で発売された同ぬし釣りシリーズの中でも傑作と言える本作は、ゲーム好きな釣り人であれば一度はプレイして欲しい名作だ。

ゲットバス
ゲットバス

次にご紹介したいのが、1997年に世界初の体感型釣りゲームとしてアーケードでリリースされ、後にドリームキャストやパソコン等へと移植され世界的ヒットを記録したスポーツフィッシングゲーム、「ゲットバス」だ。

本作の主な目的は、制限時間内に出来るだけ大きなバスを釣り、各ステージごとに定められたウェイトノルマをクリアする事。元がアーケード作品だけあって目的は至ってシンプルだが、特筆すべきはその「迫力ある水中視点」と「釣り人も納得のツボを押さえた釣り体験」だ。

絶妙な難易度で迫力あるバス釣りが体験できる

本作では、ルアーのアクションやルアーに対する魚の反応、時間帯・天気による魚の変化など、釣り人的に「ここは押させておいて欲しい」というツボをしっかり押さえながらも、爽快感を阻害しない絶妙な難易度設定と、迫力のある水中視点で、バスをバシバシ釣り上げていく非常にエキサイティングなゲームとなっている。

また、元がアーケードの体感型筐体機だっただけに、ドリームキャスト版ではロッド型コントローラーにも「つりコン」にも対応。同コントローラーを使用すれば、より本格的な釣り体験をする事が出来る。

バスアングラー兼ゲーマーであるなら、絶対にプレイしておくべき釣りゲームの名作だ。

実戦!バスフィッシング必勝法 IN USA
実戦!バスフィッシング必勝法 IN USA

筆者が釣り人として同じバスアングラーに最もおすすめしたいゲーム、それが1995年にサミーからスーパーファミコン用ソフトとして発売された、「実戦!バスフィッシング必勝法 IN USA」だ。

読んで字のごとく、本作はバスフィッシングを題材としたゲームで、プレイヤーはトーナメンターとなり、様々なフィールドを舞台としたトーナメントで勝ち抜き、優勝を目指す事となる。

と、ここまでは他の釣りゲームでも見られるようなオーソドックスな内容である。しかし、本作の最も評価されるべき点は、「異様なほどのリアル志向」と「本作で学んだ事を実行すれば現実の釣りでも釣れるようになる」というところ。特に、後者に関してはアングラーであれば見逃す事は出来ない点だろう。

恐るべきリアル志向

本作はとにかく異様なほどのリアル志向で、ルアーやラインを細かく選べる事はもちろん、ロッドのテーパーやアクション、キャスティング方法まで選ぶことができ、ポイントの大幅な変更や、タックルの変更時には相応の時間が経過してしまうという徹底ぶり。

当然、他の釣りゲームのような狙う目安となる魚影や水中視点などあるはずもなく、基本的には魚の姿すら見えないブラインドキャストで釣る事になる。

(魚の存在自体は、魚探が大まかには教えてくれる。ただ魚探が教えるのは「付近の、とあるレンジに何らかの魚がいる」という程度であるため、バスが釣れる保証どころか、魚探が鳴ったポイントで正しい釣り方をしていても、何も釣れない事も当たり前のようにある)

しかも季節や天候、時間帯などから読み違えて誤った釣り方をすれば、魚が全く釣れないという事も起こる上、フォール中のバイトやほとんどアタリの出ないバイトまで、魚のバイトだけでも何パターンも用意されており、実際の釣り同様、油断していたらアタリすら取れないという事も起こり得る。

さらには、魚をかけてもフッキングの度合いまで表示され、早アワセなどをしようもんなら針先だけしかフックアップせず、頑張ってファイトした挙句にバラすという、あの悲しみまで体験出来てしまうのだ。それ以外にも「ここまでやるか」というリアルな仕様が随所に見られる。

本作で学んだ知識やテクニックは現実の釣りでも通用する

ただ上記でも少し触れたが、本作の本当に恐ろしくも素晴らしいところは、ここまでリアルな仕様となっているだけあって、本作で学んだ知識やテクニックは現実の釣りでも通用するという点だ。

実際、釣りを始めて間もなかった少年時代の筆者は、このゲームで多くの基礎を学んだ。そして、それから時を間もなくして、アングラーで溢れかえった誰一人釣れていないバスブーム時代の釣り場で、人生初の6連続ヒットを経験した時も、使ったテクニックはこのゲームで学んだものだった。このゲームがなければ、今の筆者もライゼンバイトもなかったかも知れないと言えるほど影響を受けたゲームだ。

発売から20年経ってもバス釣りゲームの最高峰

これほどまでに徹底して作り込まれており、現実の釣りでも通用する知識やテクニックがふんだんに盛り込まれているゲームは、後にも先にも本作のみだ。というより、スーパーファミコンでこのレベルの釣りゲームを作った開発陣はバケモノだと言えるだろう。(もちろん賞賛の意味でだ)

アングラーなら、特に初心者から中級者までのバス釣りがもっと上手くなりたいアングラーならば、是非プレイして欲しい。また、忙しくて釣りに行けない人や、寒い季節には外出したくないけど釣りはしたいという人にも、最高の一本だと断言しよう。発売から20年以上経った今でも全く色褪せない、バスフィッシングを題材としたゲームの最高峰だ。