2018-02-01T14:03:04Z ロッドの感度を活かす握り方・殺す握り方
最新ルアー学

ロッドの感度を活かす握り方・殺す握り方

アングラーであれば、より感度の良いロッドが欲しいと思うのは当然かと思う。しかし、どんなに感度が優れるロッドを買ったとしても、握り方が悪いとロッドの感度が活かしきれなくなる事をご存知だろうか。

今回の最新ルアー学では、そんなロッドの感度とロッドの握り方について触れてみよう。

 

ロッドを伝わる魚のアタリとは、一種の振動である。という事は、強く握り過ぎてしまうとその振動を抑えられてしまい、ロッドの感度が殺されてしまうのである。特にミドルクラス以下の元々感度性能に特別優れるわけではないロッド場合は、その影響は顕著に現れる傾向がある。こういう事は論より証拠。試しにマイロッドで強く握った場合と軽く握った場合とで、感度の具合を比べてみよう。ある程度強く握った段階で、ロッドから伝わる感度があからさまに弱まるのがお分かり頂けるかと思う。

ではロッドの感度を生かすには、どういう握り方をすべきかと言うと、やはり強過ぎず弱過ぎずが基本であると言えるだろう。強過ぎてはロッドの感度をダメにしてしまう。かと言って、弱過ぎるとタックルを落下させる原因になりえるほか、最悪の場合、水中へ落水させてしまう可能性もある。

実際、ロッドをしっかり持っていなかったためにタックルをまるごと紛失してしまったという話も聞く。そういう意味でも、ロッドは強過ぎず弱過ぎずな握り方で持ちたい。

また、ロッドの握り方は、用いるルアーやテクニックによって随時切り替えていく事もおすすめしたい。

これはプロも昔から薦めている事だが、ノーシンカーリグやスプリットショットリグといったライトリグでは、手のひらに羽を乗せるかの如く、軽く握る方が良い。こういった繊細なアタリになりやすいルアーやリグでは、アタリが分かりにくくなるのは致命的だからだ。逆にクランクベイトやスピナーベイトといった巻き物系を使った釣りや、ミノーのジャーキング時などは、アタリも強く出やすい上に向こうアワセにもなりやすいため、ロッドの握り方うんぬんにさほど気を配る必要はないだろう。

今回の最新ルアー学ではロッドの握り方について触れてきたが、いかがだっただろうか。せっかくいいロッドを購入しても、握り方一つでロッドの性能は生きもするし、死にもする。賢い方ならもうお分かりかと思うが、握り方が重要という事はタックルバランスにも最低限、気を配る必要がある。先重りしたりするタックルでは、無意識にロッドを強く握ってしまいがちだからだ。

タックルの性能はまさに扱うアングラー次第。更なる釣果を望むアングラーは、タックルバランスまでしっかりと気を配り、ロッドの性能を最大限活かして、より高みを目指そう。