2018-02-01T14:07:29Z ルアーで鯉釣り|天候別に見る鯉の行動
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ルアーで鯉釣り|天候別に見る鯉の行動

バスフィッシングなど他のルアーフィッシングと同様、鯉をルアーで狙う場合においても天候は重要な条件となってくる。ここでは、鯉の行動を天候別に見ながら対処法などをご紹介しよう。

 

春・秋・冬の間は、晴れの日は好条件と言える。特に冬は、日光浴などによって体温が温まらないと鯉たちは活発にならないので、冬の間は晴れている日を選びたいところ。

逆に夏の日中は、日光が強くなりすぎると鯉たちが水生植物や木の陰に隠れ、休止状態になってしまう。冬の日光浴中もそうだが、休止状態になった鯉はほとんどルアーに反応しない。中には反応する個体も稀にいるので、キャストしてみる価値はあるものの、休止状態は基本的に期待薄。

またサイトフィッシングをする釣り人サイド的には、晴れの日は偏光サングラスがないと水面の乱反射で釣りづらい場面も多くなるので注意。

水温が温かい季節であれば曇りの日でも鯉は活発になっている事が多く、好条件となりえる。ただ、あまりにも雲が厚く光量が少なくなると、水中が見えにくくなるので釣り人としては辛い。

また、寒い季節は曇りでも水温さえ安定していれば魚は動くが、”冷たい風”が吹き始めると活性は急降下。シャローから魚が消え、ルアーへの反応もかなり悪くなってしまい、厳しい釣りを強いられる事になる。寒くて風があるような日は別の釣りをするか、大人しく家にいた方が良いかもしれない。

最も厄介な天候が雨だ。サイトフィッシングが中心になる鯉のルアー釣りでは、例えにわか雨でもほとんど水中が見えなくなるので釣りにならない。また、雨が止んだとしても増水していた場合は更に問題だ。

野池や湖であれば、増水によって冠水したシャローに鯉が餌を求めて現れ、好条件になる事もある。

しかし、これが川となると話は別だ。増水して流れが強くなると、鯉はカバーに身を寄せて流されないよう泳ぐ事に集中してしまう。こうなると反応しないどころか、警戒心が増して何をしても逃げてしまう。

しかも大半の河川は、ひとたび増水すると水量や流れなどが落ち着くのに何日もかかってしまう。川がメインフィールドとなる地域のアングラーは、しばらく釣りができない事になりかねない(都市型河川は増水しても半日~2日で元通りという事もある)。

ただ、冬や夏の減水期は、流れが極端に強まらなければ多少の増水は浅瀬に魚を呼ぶので、好条件になりうる事も覚えておこう。

雨に次いで厄介なのが風。季節を問わず、一定以上の強い風が吹いて波が起こると魚が見えなくなってしまう。

しかも、前述したように寒い季節の冷たい風は、シャローから魚を消す条件になりうる。鯉のルアー釣りでは、どの季節であっても風はないに越したことはないと言えるだろう。

雪の日も基本的には雨の日と変わらない。ただ大雪でない限りは、雨よりも水中が見やすいため、釣りが成立しやすいとも言える。しかしながら、雪が降るほどの寒さとなると、やはり鯉の活性にはあまり期待が持てなくなるため、釣り人としては釣りを決行するかどうかも悩みどころだ。

頼みの綱としては、温排水などが混じる場所では鯉の活性も比較的良い可能性が高いため、雪の中ではそういった水温が高くなっている場所を中心に探ってみるといいだろう。