2018-02-01T14:06:47Z 鯉の特性│地域差や個体差が激しい鯉の性格とルアーへの反応
最新ルアー学

鯉の特性│地域差や個体差が激しい鯉の性格とルアーへの反応

実際に鯉を釣りに行く前に、これだけは知っておくべきという事がいくつかある。それが鯉特有とも言える彼らの性質だ。これを知っているのと、いないのとでは、釣果に雲泥の差が出る事は間違いない。

ここでは、そんな鯉特有の性質の一つ、「地域性による違いや個体差」について触れてみたいと思う。

 

他の記事でも何度か触れてきた通り、鯉は地域や個体によって好む餌の傾向や性格などに著しい差が見られる。

これは餌で鯉を釣ってきた鯉釣り師の間では昔から言われてきた事で、餌釣りの世界で有名な例を挙げると、

  • 「Aという川の鯉はニンニクの匂いを好むが、B川の鯉はニンニクでは良い反応が得られず、代わりにイモの匂いを好む」
  • 「C川の鯉は人間からもらうパンに馴染みがあるため、水面を漂う白い浮遊物に好反応を見せる」
  • 「D川の鯉は人間が捨てた野菜類を主なエサにしているため、緑や白の野菜類を好む」

といった具合だ。これがルアーフィッシングとなると、

  • 「Eという釣り場の鯉はトップウォータープラグで釣れるが、Fの釣り場の鯉は同プラグに対して反応しない」
  • 「Gの釣り場の鯉は好奇心旺盛でルアーにもよく反応するが、Hの釣り場の鯉は警戒心が高すぎて人間の気配を寄せ付けず、ルアーで狙う事は極めて難しい」
  • 「他の釣り場では効果がないが、Iの釣り場の鯉はミノーで釣れる」

などといった事がある。こういった違いが起こる理由は、主に常食としている餌の傾向や、人間との関わり合い方の違いなどが原因となっていると言われている。つまり上記の例で言えば

  • Fの釣り場の鯉は、水面の浮遊物を好んで食べているためトップウォータープラグに反応しやすい。
  • Hの釣り場の鯉は、釣り人などの影響で人間に対する警戒心が強いため難しい。

といった原因が考えられるわけだ。そして実際にこういった傾向が見られる釣り場も少なくない。

また上記でも少し触れた通り、ルアーに対する反応は同地域内であっても個体によって著しく異なる事もある。「J池は釣り場全体で見るとルアーでは釣りづらい鯉が多いフィールドだが、ごく一部の個体のみルアーに対してすこぶる反応が良い」といった具合だ。

このように、鯉は地域や個体によって性格やルアーへの反応が大きく異なる事を覚えておこう。そして地域差が大きい以上は、他の地域の釣り人の情報はあまりアテにせず、自分の釣り場の鯉がどういった傾向にあるかを見極める事が釣果を出すために大事だという事も覚えておいて欲しい。