2018-02-01T14:10:55Z ルアーで鯉釣り|ファイティングやランディングのコツ
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ルアーで鯉釣り|ファイティングやランディングのコツ

鯉釣りのファイティングは、強烈な引きで非常にエキサイティングなもの。ただ、その一方で近くに障害物があると、ファイト中の魚は障害物の中に潜ろうとする傾向があるので、ファイティングのテクニックを要求される場合もある。

そんな鯉釣りでのファイティングとランディングまでコツを紹介しよう。

 

まず、鯉とのファイティングには本格的なポンピングな必要になってくる。鯉は時に数十メートルもラインを引き出す上、その溢れんばかりのスタミナのおかげでファイトが長期戦になる事も少なくない。そんな時には必ずポンピングが必要となるのだが、日本のアングラーの中には本格的なポンピングをあまり経験した事がないという方も少なくないはずだ。

鯉釣りをしていると自然とポンピングが身についてくるとは思われるが、ポンピングに不慣れで不安がある方は、イメージトレーニングだけでもしっかりとやっておく事を強くおすすめする。

(※ポンピングとは、リールを巻きながらロッドを前方に倒し、ロッドを倒しきったらリールを巻く手を止めて、ロッドを胸に引き寄せるように立てて魚を引っ張り、引っ張った分だけロッドを倒しながらリールを巻いて魚を寄せてくるテクニック)

冒頭でも触れたように、近くに障害物があると鯉は中に潜ろうとする傾向がある。

しかし鯉は障害物に潜ろうとする際、加速をつけて一気に潜りこもうとする傾向にもある。その力を利用して潜ろうとする魚を別方向にさばいてやろう。

具体的には、鯉が急激に走り出した瞬間に、障害物とは逆の方向へ強く引っ張ってやるだけ。すると、障害物に対して直進するために生まれた爆発的な力が横へそれて、魚の進行方向にズレが生じ、障害物に潜られずに済むというわけだ。

相手の力を利用するという意味では、武術の合気道に近いものがあるかもしれない。なお、この方法を実行するには、ある程度丈夫なラインが必要だ(ラインが細いと魚の進行方向を変えるほどの力を加えられない)。目安としては、最低でも10ポンドライン(2.5号)を巻いておくと安心だろう。

カープフィッシングでのランディングは、ランディンネットの使用を強くおすすめしておこう。

というのも、小さいサイズの鯉でも他の魚に比べるとかなり重く、ロッドで抜き上げることはまず出来ない。しかも、バスなどのようにハンドランディングできるような持つ所がないからだ。

一応エラの部分を持つ事も出来るが、それができるのも50㎝くらいまで。それ以上のサイズになると、エラを持った際に鯉自身の自重にエラ部の強度が耐えきれず、エラの付け根が裂けてしまい、重大な損傷を与えかねない。

また、ルアーで鯉釣りをしていると、小さいサイズを狙ったつもりが隣の大物が食ってしまったり、「周りの大きな鯉のせいで小さく見えていたが、実際に釣り上げてみたら60を軽く上回っていた」というように、意図せぬ大物をかけてしまう事が頻繁に起こる。

大物にもなれば10kg近い重さになる事もあり、持つところがない10kg近いものを水中から引き上げる事は大半の人にとって困難だろう。 そんな時に困ってしまわないよう、そして鯉を守るためにも可能な限りランディングネットを携帯しておこう。

ランディングネットを持っているにしろ、持っていないにしろ、鯉をランディングする際は必ず鯉が泳ぐのをやめてからにしよう。

一見あたりまえのように思われるかもしれないが、バスやナマズ、トラウトなど、他の淡水系メジャーターゲットの場合は、そこまで神経質にならなくても割と強引にランディングに持ち込めてしまえる。実際、そうしている人も多いだろう。

しかし鯉の場合は、そうはいかない。彼らは異常なほどスタミナとトルクがあるため、強引なランディングはまず通用しないからだ。強引にランディングしようとしても無駄に体力を消耗するだけで、下手をすればラインブレイクやバラシの原因にもなる。

彼らのスタミナが無くなった事をしっかりと確認してからランディングするようにしよう。