著者
加藤展幸
釣りを科学するルアーブランド「ライゼンバイト」の運営統括責任者であり、同ブランドのルアーデザイナーおよび研究者でもある。
ルアーフィッシング歴は24年。主に関西の野池と河川を中心に活動し、バスフィッシングにおける釣果は年間最高本数約1,000本。アマチュアトーナメンター主催のバストーナメントに1年間参加した際には、一度を除く全ての大会で優勝を含む上位入賞を果たす。
様々な分野の科学的知識を用いて、多角的かつ多面的にルアーフィッシングを研究。新規性と実用性にこだわったルアー開発を行っている。その傍ら、これまではルアーフィッシングの対象とはされてこなかった、もしくはルアーで釣るのは困難とされてきた魚種も研究対象とし、ルアーフィッシング対象魚の更なる多様化を図る研究も行っている。そのため、ルアーフィッシング以外の釣り分野に関しても深い関心と研究する姿勢を持っている。
過去にルアーで釣り上げた魚種はバス、シーバス、ナマズ、ライギョ、ニジマス、ブルーギル、フナ、ハス、コイ、マルタ、コウタイ、カワムツ、ティラピア、ワタカ、メッキ、ターポン、ガーパイク他多数、など多種に及ぶ。
主な開発歴
- 2006年 航空力学の知識をヒントにそれらを応用し、世界初の「水面を飛び跳ねる小魚を演出できるトップウォータープラグ」を開発。
- 2010年 ライゼンバイト設立後、世界初の”ただ巻きで水中を高速蛇行するプラグ”を開発。
- 2010年 ルアーに特殊形状を施し、障害物に接触した際に生じる力でルアーの軌道をコントロール、根がかりを回避する「ペンデュラム式新障害物回避技術(PSDS)」を開発。
- 2016年 世界初、単体使用可能でなおかつ安定した釣果を得られる、スピニングタックルでキャスティング可能な鯉釣り専用ルアーを開発。